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つくば市 | 平成27年度の案件一覧

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Academic year: 2018

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環境に対する取り組み

つくば市は,2030 年までに市民一人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を 2006 年

比で 50%削減するという高い目標に向かって歩みを進めてきました。環境モデル都市と

して,先駆け的な取り組みへのチャレンジと他の地域への波及拡大が可能な温室効果ガ

ス排出量削減の先進的なモデルを示すことに取り組んでいます。

そのためつくばエクスプレス沿線開発などに伴い,大量に発生する建築活動や移動手

段における自動車への依存度が高いことなどの特徴を踏まえ,人々の暮らし(特に,建

築活動や移動)に関わる温室効果ガス排出量を重点的に削減するモデルとして,「つく

ば環境スタイル“SMILe”~みんなの知恵とテクノロジーで笑顔になる街~」を推

進しています。

図2-12 つくば環境スタイル“SMILe”将来イメージ

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交通特性

(1)

交通手段特性

交通手段分担率

つくば市内の交通手段分担率は,自動車の利用が多く,平成 20 年の東京 PT 調査では

約6割が自動車移動となっています。また,特に郊外部で自動車利用の割合が高くなっ

ていますが,つくば駅周辺などの中心部では,自転車や徒歩の割合が高くなっています。

図2-13 市内発着トリップの交通手段分担率

(データ)第 5回東京都市圏パーソントリップ調査(H20)

図2-14 市内の発ゾーン別の交通手段分担率

(出典)つくばモビリティ・交通研究会(第 5回東京都市圏パーソントリップ調査(H20))

7.6% 1.4%

59.7%

1.3%

15.2% 14.7%0.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

東京PT調査 (H20)

交通手段分担率

鉄道 路線バス・都電 自動車 自動二輪車 自転車 徒歩 その他

<自動車> <自転車> <徒歩>

<自動車分担率>

80%以上

~80%

~70%

~60%

~50%

<自転車分担率>

20%以上

~20%

~15%

~10%

~5%

<徒歩分担率>

20%以上

~20%

~15%

~10%

(3)

時間帯別交通手段特性

つくば市の時間帯別の移動は,朝の8時台の移動が最も多く,朝夕の時間帯に移動が

集中しています。また,全時間帯を通して,自動車が多く利用されていますが,移動の

多い朝夕の時間帯には,自転車や徒歩の移動なども多くなっています。

図2-15 市内関連トリップの発時間帯別手段別構成比

(データ)第 5回東京都市圏パーソントリップ調査(H20)

自動車保有台数

つくば市は,年々自家用乗用車の保有台数が増加しており,1世帯当たり平均 1.6 台

の乗用車を保有しています。

図2-16 自家用乗用車の保有台数の推移

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 4

鉄道 路線バス・都電 自動車 二輪車 自転車 徒歩

11.4 11.8 12.0

12.3 12.4 12.7 13.0

13.2 13.4 13.6 13.8

14.0 14.2 14.5

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0

11年度12年度13年度14年度15年度16年度17年度18年度19年度20年度21年度22年度23年度24年度 保有台数 1世帯当たりの保有台数

(4)

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(2)

近隣地域との人の流動状況

つくば市と近隣自治体間の通勤・通学者の移動は,市南東部の自治体,特に土浦市と

の結びつきが強くなっています。また,近隣自治体への通勤・通学(流出)に比べ,近

隣自治体からの通勤・通学(流入)が多い点が特徴となっています。

図2-17 つくば市と近隣自治体の通勤・通学の流動

(5)

また,茨城県外との移動は,東京都との通勤・通学の移動が最も多く,1万人弱とな

っています。また,東京都との移動は,流入に比べ,流出が多いのが特徴となっていま

す。その他,つくばエクスプレス及び JR 常磐線が通る千葉県とも移動も 6,000 人弱と

なっており,つくばエクスプレス及び JR 常磐線が県外との都市間移動として機能して

います。

図2-18 つくば市と茨城県外等との通勤・通学の流動

(6)

21

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市内の流動状況

つくば市内の移動は,各地区の中での移動が4~6割となっています。また,谷田部

地区や桜地区では,地区内の移動のサービス状況が高いため,同地区内の移動が多い傾

向にあります。また,65 歳以上に絞ると,どの地区も地区内の移動が高くなっていま

す。年齢層が高いほど,地区内での移動が主となっていることがわかります。

(全年齢) (65 歳以上)

図2-19 市内居住者の地区間トリップ数と構成

(データ)第 5回東京都市圏パーソントリップ調査(H20)

※つくば市居住者,全年齢を対象に集計

※図中の地区間 OD 量のうち,方向計 500 人未満は省略

※地区内トリップの下欄括弧(赤字)は,当該地区関連トリップの内々率

(7)

(4)

駐車場の整備状況

駐車場は,つくば駅周辺につくば都市交通センターが運営する7か所(計 4,151 台)

が整備されています。

表 2-2 つくば駅周辺の駐車場と収容台数

No 駐車場名 収容台数 営業時間

1 南1駐車場 1,008 24 時間

2 南2駐車場 601 24 時間

3 南3駐車場 690 24 時間

4 南4駐車場 552 24 時間

5 北1駐車場 857 24 時間

6 北2駐車場 251 24 時間

7 北3駐車場 192 24 時間

合計 4,151

図2-20 つくば駅周辺の駐車場位置

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(5)

駐輪場の整備状況

駐輪場は,つくば駅周辺に市営の 14 か所(計 3,330 台)が整備されています。また,

つくばエクスプレス各駅にも4か所(計 3,330 台)が整備されています。

表 2-3 つくば駅周辺の駐輪場と収容台数

No 駐輪場名

収容台数

備考 定期利用 一時利用 合計

1

つくば駅中央(第1区画) 770 150 920 屋根付き

つくば駅中央(第2区画) 79 79

つくば駅中央(第3区画) 116 116

2

つくば駅西 121 121

つくば駅西(一時区画) 100 100

3 つくば駅北1 293 293

4 つくば駅北2 305 305

5

つくばセンター広場東1 55 55

つくばセンター広場東2 44 44

6 つくばさくら大橋北 309 309

7 つくば駅前広場南 500 500 屋根付き

9 つくば駅 A5南路上 60 60

10 つくば中央公園東路上 39 39

11 つくば中央図書館西路上 162 162

12 つくば中央図書館南 50 50

13 つくば駅前広場 96 96

14 つくばさくら大橋南 81 81

合計 2,353 977 3,330

表 2-4 つくばエクスプレス3駅周辺の駐輪場と収容台数

No 駐輪場名 収容台数 備考

21 研究学園駅西 302

22 研究学園駅東 141

31 万博記念公園駅北 189

41 みどりの駅北 365

合計 997

図2-21 つくば駅周辺の駐輪場位置

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3

つくば市の地域公共交通の現状

地域公共交通への取り組み

つくば市では,平成 17 年8月に「つくばエクスプレス」が開業し,平成 18 年4月か

ら,それまで運行していた福祉循環バス「のりのりバス」等を再編し,「つくバス」の

運行を開始しました。また,平成20年度には,バスを中心とした公共交通に対する現

況整理やバス利用者,市民等の意向に関する調査を行い,路線バスを含めた市内バス路

線全体のあり方について検討を行いました。平成 22 年3月に,「連携計画」を策定し,

計画を基に利用者のニーズに合わせて,きめ細やかに施策を実施してきました。

図3-1 連携計画の施策体系図

(10)

25

表 3-1 平成23年度以降の地域公共交通の主な取り組み

年月 つくバス つくタク

平成 23年4月 ○運行形態の見直し(地域循環型からシ

ャトル型へ移行)

○「学園南循環線」の民営化

○運行開始

平成 23年6

~7月

○ 病 院 関 連 の 停 留 所 の 病 院 敷 地 内 へ の

移動

平成 23年 10月 ○停留所の新設(12箇所)

平成 24年4月 ○停留所の新設,移設(新設:1箇所,

移設:1箇所)

○筑波,茎崎地区からの共通ポイントの

増設

○他地区への応援配車の開始

平成 24年 10月 ○ つ く ば エ ク ス プ レ ス の ダ イ ヤ 改 正 に

合わせた運行時刻の見直し

○小田シャトルの「テクノパーク桜」で

の折り返し運行の導入

○停留所の新設,移設(新設:25箇所,

移設:11箇所)

平成 25年3月 ○停留所の新設(1箇所)

平成 25年4月 ○乗継定期券及び1日乗車券の導入

○利用実態に合わせた時刻表の改正

平成 25年6月 ○運行エリアの見直し(大穂地区と豊里

地区の統合)

平成 25年 10月 ○つくバス停留所の新設,移 設(新設:

2箇所,移設:1箇所)

平成 26年4月 ○ つ く バ ス 全 車 両 に ド ラ イ ブ レ コ ー ダ

ーを設置

○「中心地区」を廃止し,新たに共通ポ

イントを設置

○共通ポイントへの料金を 300 円また

は 1,300円に統一

○利用券の車内販売の開始

平成 26年 10月 ○つくバス停留所の移設(1箇所)

平成 26年 12月 ○吉沼シャトルの「上郷」での折り返し

運行の導入

○つくバス停留所の新設(1箇所)

平成 27年4月 ○つくバス停留所の新設(1箇所)

○利用実態に合わせた時刻表の改正

平成 27年8月 ○つくバス停留所の新設(新設:2箇所)

表  3-1 平成 23 年度以降の地域公共交通の主な取り組み 年月  つくバス  つくタク  平成 23 年4月  ○運行形態の見直し (地域循環型からシ ャトル型へ移行)  ○「学園南循環線」の民営化  ○運行開始  平成 23 年6  ~7月  ○ 病 院 関 連 の 停 留 所 の 病 院 敷 地 内 へ の移動  平成 23 年 10 月  ○停留所の新設(12 箇所)  平成 24 年4月  ○停留所の新設,移設(新設:1箇所, 移設:1箇所)  ○筑波, 茎崎地区からの共通ポイントの増設  ○

参照

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